旅歩記~たびあるき Travels

  コンサートやクラフト市に参加するために、あちこちと国内を旅することがあります。
  時には、観光がてら新たな音やアートに出会いたくて、ふらりと外国へ~。

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2012/11月 台湾へ Taiwan2012 November
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2012/3月 台湾へ Taiwan2012 March

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2003/11月 トルコへ Turkie
2002/11月 麗江へ Li Jiang


2014年3月 台湾へ     (第7回カリンバ製作教室開催)
3月27日(木)

羽田発7:20の中華航空で出発。 台北の松山空港には
10:25に到着。

機上では「陽だまりの彼女」を観ました。
日本映画だと小さい字幕を見つめる必要が無いので
気楽です。
松山空港に着いて地下鉄に向かい、まずはICカードに
500元をチャージ。

時間つぶしに「台北ナビ」に立ち寄って情報を仕入れて
から、温州街にある「繭裏子」にカリンバ製作キットを
預けに行きました。
台湾の店は昼頃に開店して夜まで営業するのが普通
なのです。

ホテルは台北駅の近くなのですが、一つ手前の
台大医院」駅から歩いていくことにしました。
ホームには、病んだ人に手を差し伸べる(?)オブジェが。

ホテルにチェックインしたあと、昼食をとり、行動開始!

温事」は日本統治時代の建物をリフォームした
雑貨店です。
古くても味のある品物が展示されています。
2階のイベントスペースでは古い糸巻の展示をして
いました。
形と色が気に入ってお買い上げ。
(580元×2、180元×2)
アクセサリーか何かに使えそうなので、「これに第二の
人生(?)を吹き込むつもり」と話したら、お店の人も
喜んでいました。
いつも新鮮な現代アートが楽しめる「台北當代美術館」。
メイン展示は瀋陽生まれの中国人アーチスト、
蔡志松の作品で、「再会歴史」というテーマです。

これは部屋一杯の大きなバラ。
銅板を張り合わせた人物像は中国の歴史的な
風俗を表しています。
建物の外にある作品「台湾社会條碼 The Barcode of
Taiwan Society」黄銘祝。
一つ一つ切り取ってもオシャレなオブジェになりそうです。
中山地下街の壁画はポップです。
中山地下街の雙連駅近くで地上に出た所にある
Sienna」はオリジナルな革製品のお店です。
カメラ用のベルトですが、ウクレレにも使えそうです。
(1780元)
Siennaさんに教えてもらって、近くのアート系本屋さん
田園城市」の地下のギャラリーを見てきました。
「台湾妖怪地誌」角斯插畫展

愛嬌のある妖怪たちでした。
3月28日(金

MRT「関渡」駅の近くにある、「琉園クリスタル博物館」。
千手観音菩薩ですね。
「春晴 Clear Spring」
ガラス製の方響で、叩く場所で音の響きが違います。
仏の手に守られる幼子。
「彩絵人生 Colori」
イタリア人の作品。
線路の反対側の丘の上に「国立台北芸術大学」が
あります。
道路わきの彫像。
牛は本物です。
入り口ゲートからしばらく上ると校舎が見えてきます。
道路わきのガジュマルも何やらアートしてます。
音楽ホール前のタイル画、おそらく学生が製作した
ものでしょう。
校舎の間でバレーの練習中。
丘の斜面に校舎が配置されていて、形もユニークですが、
基本的に赤レンガとコンクリートで構成されています。
校内の「関渡美術館」で陳云の個展が開かれていました。

人形にイメージを込めています。
透明な箱の中にはそれぞれ人形が収められていて、
経歴(?)が書かれています。
Google翻訳してみると、

「私は
本当に大丈夫、あなたはそう言うが好きですか?」

イマイチですので、英語に翻訳してみると、
I really like you say so, okay?

語順の関係だと思うのですが、、中国語は英語にした
ほうが判りやすいですね。
写真のようなハイパーリアリズム絵画も展示されて
いました。

テーマは「沸騰的歳月」龐淑卿。
MRTで終点の「淡水」に行きました。

いつも路地に店を構えている「阿信布包」。
手作りの一品ものです。

左の手提げ袋で、たった200元です。
お土産に一つ買いました。
淡水はネコの街としても有名で、風景になじんでいます。
おもちゃ屋さんで風力発電のマグネットを買いました。
ちゃんとプロペラが回ります。(60元)

オカリナのお店「是誠陶笛」はまたもやお休み、
前回は月曜日、今回は金曜日、いつ開いているの?
ホームページも消えてるな。

近くの店で中国製の招き猫オカリナを買いましたが、
音程が..........(100元)
MRT「士林」駅で降りて、Papersunというアパートへ。
ロビーにギャラリーがあり、日本人の三村梓さんが
水彩画の個展を開いていました。

お気に入りはこれ。
淡い色彩とV字の構図の彼方に台北101ビルが
のぞめます。
「士林」駅から「劍潭」駅にかけては有名な
士林観光夜市」があり、こちらに来てから
30℃の暑い日が続いているので、シャツを
2枚買いました。(100元×2)

前回、3連のオカリナを買った「劍潭楽器」に
立ち寄って、陳若儀さんにお土産を渡したら
お返しに著書「オカリナ教本」を頂きました。
いつか彼女と合奏したいものです。

Sweet Dream 陳若儀陶笛獨奏會-勇者鬥惡龍

MRT「中山」駅近くにある手作りジュエリーのお店
爆炸毛頭與油炸朱利では、他の作家との共同
企画展をやっていました。

これはお香立て。 作家の名前を書いてもらいました。
胡慧琴さんの陶器です。(390元)
3月29日(土)

18日から始まった「台湾ひまわり学運(太陽花学運)
の現状をこの目で確かめに行きました。

中国と台湾の実質的なFTA(自由貿易協定)に当たる
ECFA(両岸経済枠組み協定)の後続措置となるのが
「サービス貿易協定」です。
この審議過程が「民主的でない」というのが学生らが
立ち上がった理由です。

サービス貿易協定の強行採決が決められた17日
午後に、学生運動の中心メンバー十数人が討論を開始。

討論の末、立法院占拠方針を決めたのは18日当日の
午後だったそうです。


立法院の周辺は1~2万人の座り込みが常時行われて
います。

そして彼らを支えるためのあらゆる支援がボランティアで
賄われています。

反サービス貿易協定の学生運動に賛同する全国の
小売・サービス業者が持ち出しで支援しています。
炊き出し、簡易トイレ、簡易シャワー、ゴミ収集、理容や
マッサージ、メンタルケアのブース、教授・講師たちに
よる出張講義まであるそうです。


台紙を切り抜いてポスターを作っています。
学生たちが占拠している立法院には、民進党の立法
委員ら、警備の警官、メディア、支援者らが出入りして
います。

立法委員が議場にいる以上、立法院の独立性は
尊重され、警察が干渉できないのだそうです。

清華大学や台湾大学の教授たちも、応援に毎日の
ように通って来ているとのことです。
学生たちの要求は4つ。

第一、サービス貿易協定を撤回。
第二、両岸(中台)で監督条例を設立。
 僕らは法に従うのであって、今回のような
 行政命令に従うのではない。
 まず(打ち切りになった)審議を再開せよ。
第三、公民会議を開くこと。
 政府はすでに統治の正当性を失っている。
 公民が望む台湾各界、政治、社会の代表をもって
 こそ、現在の硬直した状況を解決できる。
第四、国会に回帰せよ。
 与野党立法委員と人民が一緒に立ち上がり
 人民の支持を求めるべきだ」
日本語のポスターも貼られています。
言いたいことは判りますね。


立法院占拠という手法は一見過激ですが、今回の
学生運動は完全に「非暴力」を貫いています。

行政院占拠のほうでは強制排除という流血沙汰が
起きたのですが、その様子がすぐにネット上に配信
され、警察の暴力を社会に印象付ける結果に
なりました。
真相は、(国民党政権に雇われた?)暴力団の一員が
学生を装って行政院に殴り込んで器物損壊など暴力
行為にでたため警官隊が導入され、流血の騒乱と
なったのです。
多くのけが人が出たのも催涙ガスのほか、官憲が
棍棒で無抵抗の学生らを殴りつけたからでした。


学生たちには「加油、台湾!」と言って握手してきました。
圓山」駅の近くの大同大学の門を入ると、古代ローマ風
「大同大學尚志教育紀念館」が迎えてくれます。
右のほうに進むと「大同大學志生紀念館」があり、
陳銘堂竹雕展が開かれていました。
「知竹長楽」がテーマです。
1940年に建てられた和洋折衷的な設計の家屋です。

天井・床下・壁の構造を一部見られるようにしてあります。
建築学的にも貴重な建物です。
駐校芸術家の黄淑卿さんのスケッチです。
竹のゆがみを上手く活かしています。

「Show Love」
「Lotus In Bud」
尚志教育紀念館のまわりでは、あちこちで記念写真を
撮っているカップルに出会います。
中庭にあるインスタレーション「渺」。
細菌と戦う人類を表しているそうです。
工業設計系の1年生たち6名の作品。
台北市立美術館で「造字実験室」という催しがあった
ので、私も一文字だけ造ってみました。
またまたハイパーリアリズム絵画の展示をしていました。

この他に「観・點」李元佳回顧展というのもやってましたが、
禅画のようなイメージの空間を活かした作品でした。
中庭に面したガラス窓に沿って、植物を使った
大きな影絵作品がありました。
表より裏のほうが面白いです。
駅前の花博広場ではロックバンドのイベントが開かれて
いて、そのまわりにクラフト市がありました。
革のキーホルダーがデザイン的に良かったです。
アートわらじ?
ギター・ピック色々。
腕にボディ・ペイント。
猴洞創芸工房さんで樟木を買いました。(100元)
クスノキですから香りが強く、虫よけになります。
善導寺」駅から歩いて「華山1914創意文化園区」に
行くと、ホールで手作り市をやってました。
HAZAさんの色使いはオシャレです。
水滴型の袋を買いました。(430元)
「何を入れるの?」と聞いたら、「お金でもカードでも
カギでもいいよ」と言うので、新しく買った車のカギを
入れることにしました。 最近の車のキーは電子式
なので大きくて、前のキーホルダーに入らないのです。

http://www.pinkoi.com/store/haza
市政府」駅の近くの松山文創園区でもクラフト市を
やってました。
一番奥の建物の後ろなので気が付かない人も多いかも。
有空」さんの白い陶器の家がカワイイ。
刺繍屋さんですね、手間がかかってます。
Humming Studio

この後、近くの誠品書店で本を探したり、夕食をとったり
していると、雨が降り始めたので台北駅に戻りました。

地下街には出版社が開いている本屋さんがあって、
安く買うことができます。
「手作古董風雑貨」という本を買いました。
翻訳のもとは日本の本のようです。
定価の15%引きでした。(298元)
3月30日(日)

自由広場はパンダに占拠されていました。
まあ、パンダも可愛いのですが、中国が占領した
チベット族の地域の動物ですからね。
何か意味深ではあります。


この日の午後はこのすぐ近くに50万人もの群衆が
集まることになるのですが、詳しくは明日(3/31)の
項目で。
永康公園の南側にある傘のお店で買ったネコの
肉球型の石鹸。(290元)
1931年に建てられた和洋折衷の木造家屋で、
2006年に台北市古跡に指定されました。
青田七六
屋内のガイドツアーもやっていますが事前予約が必要です。
裏にはレストランがあり、食事やお茶を楽しむことが
できます。
餃子のランチをいただきました。(280元)
温州街を歩いていると、ふと目に留まったバイク。
普通のバイクを分割し3輪にして、車椅子ごと乗れる
ように改造してありました、さすがです!

日本の公道では走れないかも?
2時からは「カリンバ製作教室」です。
「繭裏子」温州街店です。

お店のVinkaも丁寧に指導してくれるので楽なものです。
ちなみに彼のTシャツはコーヒー豆をモチーフにした
オリジナルデザインです。
今回は英語や日本語が上手な方がいて、
話がスムーズに伝わりました。

このお店「繭裏子 TWINE Studio」のメンバーが、
フェアトレードの店を開くことになった経緯と、
生産者を尋ねる旅の記録のDVDです。
この時間帯に、すぐそばの総統府前には50万人の
群衆がデモに参加している実況中継をVinkaのスマホで
見せてくれて、身の安全も考えて反対方向の台北101ビル
の方に向かいました。

信義公民会館では週末にフリマや手作りマーケット
Simple Market
が開かれています。
四四南村とも呼ばれています。
フェルトで作ったネコ顔のがま口がカワイイ!

WOOL'Sというお店。
彼女は京都の百万遍の市も行ったことがあると言うので、
後で日本のクラフト市の情報をメールしてあげると約束
しました。
新光三越(信義新天地)デパートの横で、ハングドラム
ジャンベを演奏している二人を見つけました。

二人とも日本人で、これから台湾を一周しながら
演奏すると言ってました。
台北、高雄や台東の演奏スポットを伝えておきました。



この後、MRT「西門」駅近くの手作り市に行って友人に
再会。
彼女はこれからしばらく中国に行って活動してみると
言ってました。 「あちらでたくさん稼いでね」

西門街にはウクレレ専門店があるので、しばし
演奏家の話などしながらテナーウクレレ用の弦を
買いました。
3月31日(月)

泊まっている城美大飯店の朝食。
ここは毎朝同じメニューです。
いつもこんな感じですが、野菜中心で健康的です。
今朝の新聞では一面に昨日のデモの様子が報道されて
います。

史上最良の秩序!台北「50万人デモ」/
台湾及び東亜を守る学生と民衆

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2334.html

学生リーダーの林飛帆は、
「香港の学生運動幹部ともずっと連絡を取り合っている。
立法院占拠二日目に香港も連携してアクションを起こして
くれた。中国の学生との交流は少ないが、この運動が
香港と中国に影響を与えると思う」と言い、ひまわ
り学運の広がりに期待していました。
30日午後1時から8時まで、台北の立法院から総統府
までの凱達格蘭大道を覆い尽くした「反サービス貿易
協定」デモは主催者発表50万人、警察発表11万6000人
の規模に達しました。 (30万人越えは確実らしい)
登場した学生グループのリーダー・台湾大学政治学
研究所研究生(院生)の林飛帆による17分間の見事な
演説
です。

「なぜ、僕らが立法院を占拠したか。台湾の現行の政治は、
民意にこたえるすべを持たない。…馬総統は昨日の
記者会見で、言葉は耳にやさしく、笑顔を浮かべていた
けれど、僕らが受け入れられるようなものではなかった。
馬総統は何も答えていない。

よって、国会占拠行動をやめることはできない」
「今日が終わりではなく、この50万人が街頭に立った今日、
台湾の歴史の新たな一ページになる!」
月曜日は美術館、博物館など休みのところが多いので、
近郊の深坑に出かけました。
豆腐好きには一度は訪れたい場所です。

MRT「木柵」駅で降りて660、666番のバスを待っていたら、
819番も深坑と書いてあったので乗り込みました。
15分ほどで「深坑」に到着。

老街は2012年、整備されてとてもきれいな観光地に
なりました。
小腹が減ったのでここで蓮子紅豆入りの餅菓子を買い、
食べながら歩き始めました。
まだ早い時間だったので通りも空いています。
お店もまだ開いていないところが結構あります。
勢いのいいおじさんが「試食してってね~」と言うので
手を出すと、手のひらいっぱいに豆を載せてくれました。

4個買ったら、袋に更に詰め込んでパンパンにして
くれました。(全部で500元)
深坑は豆腐で有名なので、とりあえずは豆花を食べる
ことにしました。
左のカウンターで2種類のトッピングを選び、さらに
冷たいのか暖かいのかを選びます。(40元)
小学堂」という店名の通り、黒板の前の学習机で
食べます。

餅菓子と先ほどの豆の試食、そして豆腐スィーツの代表の
豆花、かなりお腹が満足状態に.....
老街の中ほどに1838年建立の媽祖廟「集順廟」
あります。
外も中も彫り物をじっくり眺めると面白いです。
台湾で豆腐と言えば「臭豆腐」です。
どこの夜市でも、台北の地下街でも、その独特の
匂いが漂ってくると、「ああ、台湾に来たな」と
思うほどです。


廟の前で屋台を出していたので、ここで食べることに
しました。
焼いた臭豆腐に甘辛いタレと漬物、香草がついて
います。(35元)

もうお腹がいっぱいになりました。
とても食堂に入る気にはなりません。
台北に戻り街をブラブラしながら、ステーショナリーや
CD,DVDなどを買い、夕食は台北駅2階の「明徳素食園」で
軽めに済ませました。
4月1日(火)

今日は雨模様ですが烏来に行くことにしました。

MRT「新店」駅から849番のバスで向かいます。
グネグネした山道をかなりのスピードで登るので、
手すりに両手でつかまっていても、体が振られます。

バスはかなり混んでいたので、座るためには
台北始発に乗ったほうが良さそうです。
烏来はタイヤル族が多く住む地域で、「烏来泰雅民族
博物館」
ではその伝統文化が紹介されています。
映画「セデック・バレ」にも出てきた刀です。
鞘から刃身が見えるところがカッコイイです。
口琴です。 近くにいた解説員が実演してくれましたが、
アイヌのムックリと同じように紐で引っ張った振動を
弁に伝えて音を出す方式でした。
この様な複数弁のものは回転させて鳴らすそうです。

ミュージアムショップで売っていましたが、1弁のもので
1500元もしたので買いませんでした。
あとで作ってみようと思います。
木琴ですね、素朴でいいです。
毛皮のバッグと竹を編んだ小物入れ、竹の根元を使った
パイプです。
女性は顔に刺青をする伝統があったのですね。

男性は.....首狩りの伝統もありました。
シンプルだけどモダンな美しさのあるデザインです。
商店街を抜けて橋を渡ると、トロッコ列車の駅に向かう
階段があります。
可愛いトロッコ列車です。
子供のころ遊んだOゲージの模型列車を思い出します。
トロッコ列車の変遷が図解されています。
終点の先に落差82mの烏来瀑布があります。

さらに上に登るロープウェイもあるのですが、今日は
雨模様で雲もかかっているので乗りません。
滝の前にある土産物屋の女性は日本語が上手でした。
売り込みも上手?で、この機織りのベルトを買いました。
(1850→1000元って、定価が高過ぎ?)
下に戻り、橋から眺めると、有名な川べりの温泉が
賑わい始めていました。
自然の露天風呂です。
無料といっても打たせ湯やサウナもあります。
これは竹筒飯で、もち米と豆、肉が炊き込んであります。
(70元)
養生素食南瓜鍋はかぼちゃとキノコがたくさん入って
いました。(130元)
台北に戻り、MRT「大橋頭」駅で降りて、迪化街に向かい
ます。 駅のガラスブロックがアートしてました。
ちょっと工芸品が見えたので入ってみました。
簡單喜悦  Simple Pleasure
染織作品、革製品、そして、フェアトレードの小物などが
展示されていました。

お店には以前に「カリンバ製作教室」に参加された女性が
二人働いていて、偶然にびっくり。

ラオス?のキーホルダーを買いました。

「何かいい匂いがしますね」と言ったら、奥でレモン・タルトの
教室をやっていたのだそうです。

「ケーキを作りはしないけど、食べるのは好きです」と
言ったら、「どうぞ試食してください」と言われ、いただく
ことにしました。

中庭を挟んで、奥にキッチンがあります。

天然酵母にこだわったパンの教室も開かれています。

革小物づくりの教室もあるそうです。

美味しいレモン・タルトでした。
ハーブティーもいただき、ごちそうさまでした。
学生支持を表明する旗やっポスターはあちこちで
見られます。
ここは永楽市場のそばにあるアート系のお店「小芸程
(土偏) Art Yard 1」



この日は国会を占拠する学生らを恫喝するため、ヤクザが率いる約千名のデモ隊が押し寄せました。
リーダーは「白狼」こと張楽安(在台中国人)です。

街宣車に立ってマイクを握った白狼。「お前らに中国人で
ある資格はない!」「中国はお前らを必要としない!」と
怒声を上げたが、学生たちは「私たちは台湾人、もともと
中国人ではない」と笑い声。
「ヤクザは帰れ!」コールを浴びせました。

これに対し、これまで学生を包囲してきた警察は一転して
学生を守る側に。

そしてこの騒動を機に暴力団一掃キャンペーンに乗り出し、
多くのヤクザも逮捕しています。
「衆芸程(土偏) Art Yard 2022」
1階から3階まで、いくつかの個性的なショップが
入っています。

1階の「花生騒」は原住民文化をモチーフとした
ファッションブランドです。
2階の「肖(人偏)皮」にはヨーロッパの絵本や古いカメラが
並んでいます。
入り口にある照明は古いカメラを改造したものです。
3階の絵本のお店には洒落たデザインのTシャツが
ありました。
案内板からしてなかなかウィットに富んでいます。
「民芸程(土偏) Art Yard 67」の後ろ側は「洛酒館
Le Zinc Cafe & Bar」
です。

初日に行ったお店「温事」の内装にもこのカラフルな
板が使われていました。
民楽街にある「秦境」という復古雑貨店で見つけた
骨董品。
この親指はまさしくカリンバ用です!?(350元)

イタリア製のカギも買いました。(250元、200元)
夜には繭裏子のスタッフたちと一緒に夕食をとりました。
Vinkaの友人が関わっているお店紫藤蘆 Wistaria Tea
House
は、これまた和洋折衷の台北市の史跡に指定
された建物です。
文化活動の中心地として使われていたこともあり、
室内はアートな雰囲気が漂っています。
こちらの和室で夕食をいただきました。
魚の入ったコースを選んでみました。
上品な味でした。
みんな「上品な料理だったけど、量が少なかったね」
ということで、温州街に戻って「好窩」でお茶しました。
Morzartというチョコレート・クリーム・リキュールが
入ったカフェラテです。
Bach好きなんだけどな~。

ちなみに一緒に行ったスタッフの女性は、日曜日の
Simple Marketで革小物のブース 嬤嬤 murmur
出していて、私が「色の組み合わせがいいね」と
言ったのを覚えていました。
4月2日(水)

最終日ですが、夕方の便なのでホテルをチェックアウト
した後、荷物を預かってもらって、華陰街(問屋街)
買い物をしました。

この帽子屋さんのデザインは派手ですね、和柄ですが
日本ではかぶれないな。
明日の朝食用にパンを買いました。
天然酵母の健康パン屋さん「VOGUERINA」です。
上の袋は10個入り、両方で135元。
松山空港の3階展望デッキからの眺めです。
空港内のギャラリーも定期的に入れ替えられていて、
毎回好みの作品が発見できます。

「木蘭従軍」沈也男
「騎馬女子」Dashi Namdakov
帰りの機上で観たのは「そして父になる」

カンヌで審査委員賞をとりましたね、いい作品です。


羽田着21:55の予定でしたが、20分ほど遅れて、
空港内はとても混んでいました。
着いてから出るまで1時間ぐらいかかりました。
蒲田のホテルに着いたのは23:50。

今回も台湾の皆さん、ありがとうございました。
そして、平和のために頑張ってください。 加油!!

〈島嶼天光〉(Island's Sunrise) 太陽花學運 創作歌曲


* その後の展開については、ブログ「好々爺日記」にも
  記事を載せました。


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