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旅歩記〜たびあるき Travels |
コンサートやクラフト市に参加するために、あちこちと国内を旅することがあります。
時には、観光がてら新たな音や楽器に出会いたくて、ふらりと外国へ〜。
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2011年3月 Taiwan 1月(観光)に続いて台湾へ。 今回はコンサートが目的です、が、観光もバッチリしました。 |
You can see some Youtube videos. |
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(3月1日) 台北で2泊した「新尚旅店 Hotel 73」。 ユナイテッド航空(19:20成田発)が 1時間遅れで、夜中の1時に到着しましたが、 笑顔でむかえてくれてくれました。 あらかじめ夜中に到着することをメールしたところ、 すぐに了解の電話(英語)がかかってきていたので、 良心的なホテルだと思いました。 |
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ホテルのロビーにはモダンな内装と手作り感あふれる 椅子が。 お洒落です。 無料のパソコンも1台置いてあります。 |
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部屋もお洒落。 |
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壁に液晶テレビ。 シャワーのみですが、バスルームもきれい。 これで、2泊¥8785は安い! 場所は永康街の近く(300m)です。 |
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バイキング方式の朝食も種類が多いです。 |
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(3月2日) ホテルから300mほどのところにある、 1月にも来た「中正紀念堂」。 公園では体操をしたり、回廊では二胡を練習したり、 歌ったりしている人がたくさんいます。 |
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公園内の音楽ホール前では、ダンスをしている人たちも いました。 |
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公園の正門、「自由広場」の名のとおり、さまざまな イベントが開かれる場所です。 旧正月期間中は「ルミナリエ」のようなイルミネーションが 展開されていました。 |
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「二二八和平公園」。 台湾現代史における最大の悲劇「228事件」を 忘れないための公園です。 |
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公園中央のモニュメント。 たくさんの花が捧げられています。 |
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モニュメント中央部。 これからの世界の平和を祈ってきました。 |
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公園の「TAIPEI」という植え込みの向こうに見える丸屋根は「国立台湾博物館」です。 |
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「国立台湾博物館」はもともと日本統治時代に、 児玉源太郎総督と後藤新平民政長官を記念するために 建てられ、博物館として開館しました(1915年)。 設計は総督府営繕課長、野村一郎と、技手の 荒木栄一です。 |
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内部も素晴らしい美しさ! 台湾の歴史、少数民族、生態などの常設展示と、 あるテーマによる期間展示が楽しめます。 この時は「ロートレックのポスター」「百年にわたる 音の歴史」「爬虫類〜両生類」などの特別展示が 行なわれていました。 入場料は20元(¥60)。 |
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228和平公園と道をはさんで反対側にある 「台大病院」の古い病棟は、とても趣があります。 |
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ホッとする病院の中庭空間です。 |
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あちこちで「素食」という字を見ますが、菜食の店の ことです。 今回もあちこちで利用しました。 ここでは40種あまりから自由に選んで、重さで 会計。 五穀米、白米、おかゆ、スープ等も選べます。 この晩は、たくさん取ったけど82元(¥250)。 |
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(3月3日) MOCA Taipei 台北駅の北側にある「台北當代美術館」は 現代アートを展示しています。 日本統治時代に小学校として建てられ、戦後は 市役所として使われていましたが、2001年から 歴史的建築物を再利用した美術館として開かれました。 |
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左側は紙で作った楽器で、スクリーンに演奏動画 などを流していました。 許家維さんの「疊録」と言う作品。 |
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通りがかりの人に「15分だけ結婚して」と声をかけ、 写真に撮ったりビデオを撮ったりした作品。 黄立慧さんの「15分鐘的婚姻」という作品。 可愛い人だな、僕にも求婚して! |
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ただの階段の踊り場かと思いきや、↓ |
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街角のあちこちに大小の凸面鏡を貼り付け、 道行く人たちはそこに映り行く世界を見る、 というわけです。 伊百慧(Yi Bai-Huei)さんの「尋鏡活動」という作品。 |
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台北の地下駅で、予約してあった高雄行きの 新幹線のチケットを、どうやって手に入れるのかが 分からずウロウロ。 1階に上がってみたらインフォメーションがあって、 係員の女性に券売機の操作を教えてもらい、無事に 発行されました。 出発前に2階の食堂街で海鮮鍋の昼食。 |
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(3月4日) 高雄でのコンサート会場は麗景酒店(Lees Boutique Kaohsiung)で、ロビーがお洒落です。 |
交流協会主催の「日本文化講座」で、対象は 台湾の日本語教育関係者です。 日本人も少しいらっしゃいました。 「シルクロードの終着駅=日本」という講演テーマに ちなんで、アラビアン・ナイト風に「荒城の月」を 演奏してみました。 |
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正倉院に残されていた拜簫 (はいしょう)という パンパイプで「越天楽」を演奏。 |
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古代尺八で「花」を演奏。 |
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ペルシャから世界に広まった、ピアノの祖先にあたる 打弦楽器「サントゥール」は、江戸時代に日本に 伝わり「夜雨琴(やうきん)」と呼ばれました。 自作の「桜桃譜」やモリコーネの「ラ・カリファ」 などを 演奏。 |
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額田王や阿修羅像、当時の衣装などの話も 採り入れて講演したのですが、休憩時間は質問の嵐! 関心の高さがうかがえました。 遠く新竹から来られた先生もいらっしゃって、感激! 大分の大学で学ばれたそうで、「荒城の月」も 喜んでいただけたそうです。 滝廉太郎は晩年を父の故郷の大分で過ごしています。 皆さん、ありがとうございました。 |
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(3月5日) 高雄の街をブラブラしていると、面白いシャッターが。 アートしてますね。 |
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高雄市立文化中心のギャラリーで素敵な出会いが。 「布雷奇創意工坊」デザイナーの翁國嵩さんによる 針金アート。 飛天や観音像、菩薩像などを見事に立体的に 表現しています。 ちょうど会場にいらしたので、話をすることが できました。 また、ペンライトで作品を異なる角度から照らし、 背後の壁に映る影が異なる表情になるのも 見せてくれました。 http://tw.myblog.yahoo.com/ajoe-sketch |
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女性はご存知ないと思われますが、日本でも 良く見かける男子便器の上にある表示です。 |
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大遠百(デパート)の前に生息する魚人たち。 港沿いの「藝術特區」にも仲間が生息している。 |
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デパートでちょっと休憩。 「豆花」という豆腐スイーツで、トッピングは いろいろな種類があります。 大遠百は大きな誠品書店があるのでお気に入り。 |
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旧高雄駅です。 中には市内のインフォメーションがあります。 |
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こちらが現在の高雄駅です。 |
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構内には鉄道ファンには嬉しいお店が。 でも、看板のカタカナが...。 |
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タイクンテドウブソカサンギョウホンポ。 「台湾鉄道文化産業本舗」ってことかな。 でも楽し嬉しいですね。 |
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(3月6日) 高雄発9:25で台東へ向かいます。 「自強号」は日本の「特急列車」にあたる列車です。 |
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駅弁です。 |
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中身です。 米もおいしいです。 |
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屏東縣の枋寮駅はかつて縱貫線の最南端で終点駅でした。 一時は乗客減少で経営危機にまで陥りましたが、 駅周辺の整備に取り組み、枋寮F3藝文特區を オープンさせることで活性化を図りました。 http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/201007/020-fangliao.php 絵にもあるように、枋寮は僕が好きな蓮霧という果物の 産地でもあります。 |
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列車のトイレ(男子用)です。 |
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台東のひとつ前の「康楽」駅で下車。 駅の前には店もタクシーも何もありません。 ここで降りたおばさんが道端につながれていた 牛に話しかけていました。 のどか〜。 |
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目的はこの「国立台湾史前文化博物館」です。 駅から歩いて10分ぐらいです。 日本語のパンフレットもあり、とても充実した博物館で 一日中遊べそうです。 |
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自然史、人類の進化、考古学、民族学などの資料が 分かりやすく展示されています。 特別展示エリアでは、チベット文化を紹介してました。 |
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これはアイヌのムックリに似た口琴で、阿美族が 愛を伝えるのに使うそうです。 |
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旧い台東駅の周辺は「台東鉄道芸術村」として 整備されています。 特に芸術は展示してませんが。 台東の町の中心は新駅のほうではなく、こちらの ほうです。 |
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芸術といえば、むしろこちらの「鐡花村」です。 工芸教室や音楽ライブ空間として2010年夏にオープン。 地元の特産品や先住民の手工芸品の市も立ちます。 http://www.streetvoice.com/tiehua |
この日は花蓮から来た先住民アーティストの ANU(阿努)がライブをしていました。 オリジナル4曲のほか、「涙そうそう」やサンタナの 「Black magic woman」「僕のリズムを聞いとくれ/ Oye Como Va」も演奏、とても良かったのでCDを 買いました。 これは「感謝祖霊 arayen ko toas」という曲です。 http://sites.google.com/site/anukaliting/ |
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CDにサインしてもらって、ツーショット! 日本語も少し話せます。 |
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(3月7日) 阿美族の住む「都蘭」へ向かいます。 53元。 旧台東駅のそばにバス・ターミナルがあります。 |
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右に見えますのは、太平洋の波と黄金海岸... ゴールド・コーストです。 |
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台東から45分ほどで、都蘭に到着。 「都蘭紅糖文化芸術館」の敷地内にはアート工房、 喫茶店(週末夜にライブあり)、手工芸の店、 B&Bなどがあります。 これは昔の砂糖工場です。 |
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希巨蘇飛 Siki Sufin の流木アート作品。 |
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流木の椅子。 「巴克力藍」は名前? 作品名? |
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水牛の親子かな。 |
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流木をサンダーで削って製作中。 左側では木を火であぶっていました。 |
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先住民の手工芸品を売る店「好的・擺」。 http://tw.myblog.yahoo.com/good-buy/ |
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店の中です。 木製品、アクセサリー、ポストカード、バッグ、 Tシャツ、etc.。 |
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その近くにある観光スポット「水往上流」。 水が上に向かって流れている...ように見えるという 場所で、そのスケールは正に奇観!! 左に見える側溝が、それでした。 これを発見して、観光地にするところがスゴイ! でも晴れた日には、海への眺めが良さそうな公園です。 |
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帰りの特急は「環島之星」号、車体に台湾各地の観光地が 描かれていました。 台北発で、ぐるっと一周、台北行きです。 台東から高雄まで2時間35分。 364元。 |
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素食の駅弁です。 うまかった。 おいしい池上米を使っているらしい。 |
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今回の旅で一番豪華な夕食をごちそうになりました。 「棗子樹」は香港スタイルの菜食の店。 とてもおいしくて満腹!! http://www.jujube-tree.com.tw/ ![]() 孫さんのご両親宅での音楽談義も楽しかったです。 |
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(3月8日) 台北に戻って、ホテルに荷物を預け、またブラブラ。 台大病院のそばにある「中華工芸館」でお土産をゲット。 http://www.handicraft.org.tw これは永康街の南の麗水街から金山南路に入ったところにある、 旧総督府山林課宿舎群です。 修復保存計画が進められています。 台湾各地で古いものを残そうとしている姿が嬉しいです。 近くの「長安楽器」店には中国大陸の楽器が豊富に 取り揃えてありました。 寧夏路夜市をぶらついてから、ホテルにチェックイン。 |
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(3月9日) 台北駅に近い喜苑酒店(See You Hotel)は便利でしたが、 朝食がケンタッキーのクーポン券なので、近くのこの店から 買ってきました。 |
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3種類全部と豆乳を買ってきて、朝食。 48元。 安くておいしい。 |
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若者の街として有名な西門街にある「西門紅樓」は、 1908年に近藤十郎の設計で建てられた市場でした。 現在は「百年祝福 紅楼物語」の展示コーナーや、 劇場、カフェ、土産物店、そして16工房(午後2時から)が。 台湾原住民アクセサリーのお店では、映画「海角七号」で 用いられたネックレスも買えます。 まわりの広場では週末にイベントが開かれ、夜まで賑わいます。 |
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「國父紀念館」は中国革命の父、孫文を称えるために建てられました。 |
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孫文のブロンズ像の前では衛兵の交代式が 見られます。 |
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館内にはギャラリーがたくさんあります。 これは楽器を持つ女性の写真の展示。 |
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研修室では絵画教室が開かれていました。 近くにある誠品書店本店で「台湾的工芸」と言う本を 買いましたが、 各地の伝統工芸が採り上げられていて、 読めないけど写真が参考になります。 |
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昼食は台北駅に近いこの店で。 |
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これで74元。 |
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台北駅から松山空港駅まで地下鉄で25元、30分、 とても便利です。 ANAの機内で見たDVDは「恋愛通告 Love in disguise」 という、人気の王力宏(ワン・リーホン)扮する大スターが 劉亦菲(リウ・イーフェイ)扮する伝統音楽学部の 古筝奏者に恋する話でした。 台湾映画はコミカルな味付けが楽しいです。 あっという間に羽田に到着、東京に一泊してから帰宅しました。 |
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「中華工芸館」で買ったワインボトル・カバー。 さまざまな原住民のものがありました。 |
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これは台東市に多い卑南(Puyuma)族の伝統衣装です。 |
18日に台湾の台北において東日本大震災の被災者支援の為に、 台湾メディアと赤十字会が合同でチャリティーコンサートを開き、 4時間半の間に約7.8億台湾ドル(約 21億円)の義援金を集めました。 更にイベントの番組終了後も個人、企業、団体からの寄付の申込が 後を絶たず、22日の4日間で合計は何と倍の41億円にも達しました。 問題なのは、こういった人道的で本当に心温まる義援金の事について 産経以外の主要メディアは一切報じていない事です。 ある国からの日本の報道機関への規制管理は見事なものです。 また、日本政府は常にあらゆる局面で、ある国政府の横槍によって 台湾には冷淡で何かと不義理をしてきています。 そんなマスメディアと政府は信頼できません。 良識的なTwitterとBlogとYoutubeを選んで、正しいことを自分の まわりから伝えていきましょう。 |
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《相信希望Fight & Smile》募款をYoutubeで検索してみてください。 画面下に個人の募金が途切れることなく続いています。
このテーマ曲から愛と信頼と勇気と元気をもらおう! |
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