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2005年1月 上海へ shanghai  
まずは、上海で一番古い(?)観光地「豫園」へ。
「上海老街」の西門の向こうにはニョキニョキと高層ビルが
立ち並び、過去と未来が混在する街を象徴しています。
上海県城内の一大マーケットとして100年以上にわたり
庶民の生活を支えてきた「豫園商城」の伝統建築様式は、
ツンっとしゃくりあげた屋根が印象的です。
でもこの建物にして、マックやケンタッキーとは…

路上で「竹サックス」を吹きながら売っている人が
いました。
リードは糸で取り付けていました。
「豫園」は1559年に造園が始められた、明代の古園。
四川省出身の役人が、故郷を懐かしむ父のために
二十年近くもかけて造ったということです。
2平方kmの敷地内に、明代、清代のスタイルの40近い
建造物が、遠近感を強調した様々な風景を作り出している。
微妙に波打つ回廊の向こうには、塀の外の民家の天窓付き
の屋根が見えます。
園内の塀の上には龍が背中を波打たせ、屋根の上には
龍を退治する勇者の様子が見られます。創建当時龍は
皇帝のシンボルとされていたため、本来5本指とされる
龍の指を3本にして、「龍とは別の生き物」だということに
したようです。
もうすぐ旧正月。
豫園の北側の問屋街は、春節に向けた飾り物を求める人
達で賑わっていました。
更に人民路を越えると、雑貨の材料・素材を扱う店が軒を
連ねています。
東京で言えば、浅草橋といった感じの雰囲気です。
地下鉄で3つ目の「石門一路」の南側にある「呉江路小吃
休閑街」は、庶民的な食堂が軒を連ねています。
ここも雨のせいか思ったより人が少ない感じがしたけど
よく見るとどこの店もお客さんでいっぱいでした。
次の日は「上海博物館」を見学、やはり楽器が描かれた
ものに目が行きます。
これは「陶吹笛俑」(AD25〜220)、笙と太鼓に合わせて
楽しそうに踊る様子が生き生きと彫られています。
これは「菩薩漆金彩絵木像」(宋AD960〜1279)、
一番のお気に入りで、木像でこんなにきれいに残って
いるのは漆の効果でしょうか。

この後は、上海で一番大きい書店「上海書城」で、芸術関係
の本を中心に買い込んで来ました。 
どこの国へ行っても本屋さんをのぞくのは、楽しみの一つ
なのです。

3日目は、やっと晴れたので近郊の水郷へ出かけることに
しました。 ホテルから地下鉄の駅まで歩いていると、趣き
のある古い建物とニョキニョキ伸びる新しいビルが、今の
上海を象徴しているなあ、と感じさせられます。
ここは上海体育館の隣りの「上海旅遊集散中心」という
長距離バスターミナルで、「朱家角」方面行きは11:10発
です。
ここから「朱家角」までは、12元(168円)で約1時間でした。
終点はその先の「大観園」です。
「朱家角」は5000年前には人が住んでいたといわれ、明清
時代に繁栄し今のような街が造られました。水路に沿って
白い壁に瓦屋根の家々が立ち並び、一歩路地に足を踏み
入れると、現在の人々の生活を垣間見ることができます。
観光用の屋形船が乗る人を待ってます。でも冬は寒いので
あまり乗ってる人はいませんでした。
過去と現在の共存。古い家に今様の生活は大変でしょう。
屋根の上には太陽熱温水器が乗っていたり、壁から突き出た
パイプは竹筒でおおってあったりと、みんな工夫して暮らして
いる様子がうかがえます。
白壁と屋根の重なりが絵になる風情。
壁のクーラー室外機はちゃんと木箱で覆ってあります。
ガイドブックに必ず載っている「放生橋」は、明代(1571年
頃)に虹の形を模して建てられました。
上記の「放生橋」の上は、写真の絶景ポイント。
バスの中で前の座席に座っていたアツアツカップル。
言葉は通じませんでしたが、私達と写真を撮りあいました。
お幸せに!
おばちゃんにまた会いたい!!
「鮮栗子蛋黄粽」と呼ばれるチマキを売る店が沢山あります。
そんなお店のひとつ、「王家老店」で買ってみました。
「栗+卵黄の燻製」「栗+肉の燻製」の二種類あり、米の
入った大きなたらいの上に見本があります。
ここのおばちゃんとおじちゃんは二人揃って親切で、何より
笑顔が素敵。おばちゃんは笹の葉にくるむ作業をしながら
色々説明してくれます。私が卵入りの方を注文すると
おばちゃん :「あったかいのをあげてよ」
おじちゃん :「そうだな」
たぶん、そんなようなことを言ってたのだろう。おじちゃんは
たくさん積み上げた粽の中から、温かい蒸したてのを
ニコニコしながら私にくれた。その場で早速食べてみると
栗はホクホク、卵黄の燻製はたらこみたいな味で、素朴で
おいしい。「好吃!」と言うと、「好吃!好吃!」とおばちゃんも
にこにこ!! このニコニコに吸い寄せられて、数ある店の
中からココを選んだけど、暖かい幸せなひと時でした。
商店の無い路地では、普段の生活が営まれています。
車椅子のおじさんの髪の毛を刈っているおばちゃんのまわり
で世間話をする人たち。
洗濯ロープには洗濯物から鳥かご(中国語で話す九官鳥)、
干し肉までぶらさがっていました。
九官鳥に日本語で話しかけると、混乱したのか、彼は
だまってしまいました。試しに「ニーハオ」と言ってみると
再び何やらしゃべり始めました。
帰りは人民広場行きの路線バスで9元(126円)、2時間ほどかかりました。
夜になり、南京東路の歩行者天国にもネオンがきらめいて
きました。 
夜景を見るにはこのビルが一番! 
「金茂大厦」は1999年に完成した地上88階建て、420.5m
の超高層ビルで、最上階の展望台は観光用に開放されて
います。 
高速エレベーターは三菱製。ちと不安がよぎるも、さすが
日本の技術はすごい。なめらかに、あっという間に88階へ。
登るときも下るときもエレベーターに同乗した若者5人組は
韓国人でした。英語で「Japanese?」と聞かれたので、韓国語
で「イルボン」と答えました。ひょうきんな男の子が日本語で
「ありがとゴザイマス」と言うので、「カムサムニダ」とお返し
するとエレベーター内は笑いに包まれました。
上から吹き抜けを覗くと、吸い込まれそうです。
468mというアジア一の高さを誇るテレビ塔「東方明珠塔」や、
高層ビル群、外灘の建物などがライトアップされて、とても
美しい景観が360度、楽しめます。
これは水郷を描いた漆絵で、表面に立体感のある洒落た
感じが、とても気に入っています。
「新天地直営店」で買いました。
上海音楽学校の入り口にある店で、英語の分かる学生に
尋ねて買ったCD。 左の「魔筝」はチープな伴奏が入って
いてハズレでしたが、右の「金石有情」はコンサートライブの
映像VCDつきのCDで、演奏も良くてアタリ!でした。
左は50元、右は32元、どうして?


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