旅歩記〜たびあるき Travels

  コンサートやクラフト市に参加するために、あちこちと国内を旅することがあります。
  時には、観光がてら新たな音や楽器に出会いたくて、ふらりと外国へ〜。

2012/6月 台湾へ Taiwan2012 June
2012/3月 台湾へ Taiwan2012 March

2011/11月 台湾へ Taiwan2011 November
2011/5月 台湾へ Taiwan2011 May

2011/3月 台湾へ Taiwan2011 March
2010/2月 台湾へ Taiwan2010
2009/6月 台湾へ Taiwan2009
2005/1月 上海へ Shanghai
2003/11月 トルコへ Turkie
2002/11月 麗江へ Li Jiang


2012年11月 台湾へ 今回もカリンバ製作教室を開きました。
11月15日(木)

今回も羽田からキティちゃんの
エヴァー航空で出発です。
台北に着いて、カリンバ・キットを
預けにTWINE Studioがある永康街に
向かいました。

先月、MRT「東門」駅が開通して、
人気の永康街に行くのにとても便利に
なりました。
駅の壁画には太陽と門が表現されて
います。
TWINE Studioの二人(VinkaとLiz)が
書いた本が出版されました。

自然素材を生かした手作り雑貨の
素敵な本です。
その後、MRT「中山」駅からホテルに
向かい、途中にあるお店「Boody]の
ディスプレイが可愛くてパチリ。
近くに現代アートの美術館があるので、
中山地下街にはあちこちにアートな
コーナーがあります。

「Fantasy Cloud」 鄭雅云
「中山」駅の周辺にはお洒落な店が
たくさんあります。

雑貨の店「FAVVI」、左隣は女性向な
最新流行のセレクトショップにつながって
います。
11月16日(金)

ホテルから歩いてMRT「善導寺」駅に
向かっていると、原住民パブがあり
ました。

いつか入ってみたいと思います。

* 台湾では少数民族とは言わずに
  原住民と言います。
MRT「市政府」駅の北側にある「松山
文創園区
」は日本統治時代の煙草
工場だったところです。

「原創基地節」が開催されていました。
芸術系の学生の作品を展示販売して
いました。

これはタイル・アート。
蚊遣りのような風鈴(?)
箱箱箱...
水彩画「想要去的地方」陳韻茹

お気に入り!
「我喜歓穿的」荘于誼

実際にシューズの紐を結んである。
「性感帯-5」劉?英

毛糸みたいなものを貼り付けて
描いてある。
中庭には、昨年大ヒットした映画
セデック・バレ」で使われた複葉機が
展示してありました。
こちらの建物では「好家在台湾」という
台湾オリジナルを扱うショップの出店が
並んでいました。
その店の一つ「阿之寶」手創館で
買った本
「漂流之島」は流木アートの本です。

この後、「誠品書店」への地下道を
歩き、iPadのSimカードにチャージして
もらおうと思って、前回契約した店に
行ったら.....
マッサージの店になっていました。
誠品書店は必ず立ち寄る店で、
TWINE Studioの2号店もあります。

CDコーナーで見つけた、ミレイユ・
マチューの「ピアフを歌う」は、
先日フランスで再発売された、
1993年のエディット・ピアフ作品集
CDに3曲追加されたものです。

60〜70年代に「フレンチ・ポップスの
太陽」と呼ばれたMimiのCDは、
日本ではほとんど手に入らなくて、
見つけるとつい買ってしまいます。
次は当時NHKのフランス語講座で
流れてヒットした「砂の城」が入った
CDが欲しいな。
MRT「忠孝敦化」駅の周辺も面白い
店が多いのですが、「ずいぶん緑の
多い家だな」と思ったら、盆栽の店
でした。
新光三越台北駅前店の後ろに、mobileshop
遠傳館前門市」があり、やっと
iPadのSimカードに5日分チャージして
もらえました。
500元でした。
安売りの「光南大批發」をぶらついて
いたら、イヤーバンドが29元、
「100円しないなんて、買うしかない!」
中山地下街の台北側に近い
カバン屋「雅格」で、ワンショルダー・
バッグを買いました。
この店では前にも小さいバッグを
買っていて、デザインが気に入って
ます。
11月17日(土)

雨模様でしたが、クラフトの材料を
仕入れに華陰街へ。

この店は見ての通り、ビンや缶の
専門店。
万華鏡の材料を買いました。
この店は手芸材料の店。

いつも大量に買うので、VIPカードを
作ってくれて、割引してくれます。
ビーズや紐、金具などを買いました。
迪化街は漢方薬、乾物、布などの
問屋が並んでいます。

左は霞海城隍廟で1859年創建。
縁結びのご利益があるそうです。

向こうの建物は永楽市場
永楽市場の横丁にあるリボンの店で
チロリアンテープを買いました。
漢方の店を何軒かまわって、GOP
(五井野プロシジャー)をつくる霊芝や
キノコを買いました。
迪化街は日本統治時代に台湾の
主要な商業エリアとなり、通りには
美しいバロック建築の建物が並んで
います。

この「民芸程(土偏)」はギャラリーと
カフェとして再生活用されています。
ホテルに買った荷物を置いて再び
外出。

MRTでは、たまにこうした楽しい車両に
出会えます。
MRT「善導寺」と「忠孝新生」駅の
間にある「華山創意文化園」の
ギャラリーで見かけた針金絵。

「尓(女偏)的」呉岳洋
「屑」呉岳洋
アニメっぽいのもありました。
「延伸」陳凱智

蛙タワー?
文化園の中にある原住民アートの店
AYOI」で泰雅族の口簧琴(口琴)を
見つけました。
写真ではアイヌのムックリのように紐で
弁をはじく方式のようですが、これは
フィリピンのクビンのように端を手で
はじく方式でした。
MRT[松山空港」駅から15分ぐらいの
所に美味しいパイナップル・ケーキの
店があります。
微熱山丘SunnyHills」です。
今まではあまり美味しいと思わない
お菓子でしたが、前回、友人に
もらって、とても美味しかったので
お土産にするために買いにきました。
店に入ると必ずテーブルで試食させて
くれます。
10個入り350元のを買いました。
布袋に入っています。
TWINE Studioはフェアトレードの
お店で、この犬とネコは店の二人
(VinkaとLiz)がデザインし、ネパールで
作っているものです。
お買い上げ! 一匹390元。
暖めてから目の上に当てて使うと
いいそうです。
この後、店の二人と一緒に夕食。
大陰酒食」は台湾一人観光局の
青木由香さんもオススメの店です。
ノスタルジックでいい雰囲気です。
2階は畳で宴会もできます。
11月18日(日)

今日も雨模様ですが、MRT「中正
紀念堂
」駅から10分ほどの「国立
歴史博物館
」へ。
明と清の時代の扇の展示をして
いました。
パンフレットも扇の形をしています。
館内のショップには、お気に入りの
画家、林智信さんの版画集も2種類
ありました。
中正紀念堂のギャラリーでは「生活
美学研修班教師総展」をやって
いました。

マンダラと思って近づいてみると.....
「宇宙人神、悲智合一」黄明櫻
中正紀念堂の広場にある国家戯芸院
では「打開神奇戯箱」と題して
オープン・ハウスを開催中でした。

劇中衣装を着た人は大人気で、
家族連れが次々に記念写真を
撮っていました。
ホールへの階段にも人形が並んで
いました。
現代劇も上演することがあります。

たくさんの体験活動が用意されて
いて、にぎわっていました。
永康街のいつもの店で昼食。
観光客はあまり入らない小さな店
ですが、「鮮魚蛤蜊湯麺」(150元)が
お気に入り。
食後に「雲彩軒」でお土産を物色。

小銭入れ。
これは横にティッシュペーパーが
入れられる小銭入れ。
2時になりました。

永康街にあるフェアートレードの店
繭裹子 TWINE Studio」で
カリンバ製作体験教室#4

今回は装飾に迪化街で買った
チロリアンテープを使用。
ピンを調律してネジをしっかり締め
たら、ゆるみ止めを塗っておきます。
全員無事に完成!

もう曲を弾いている人もいました。

別の写真がブログ「好々爺日記」に
載せてあります。
永康街の南にある潮州街126号に
台湾工芸の面白い店を発見!
河邊生活

陶器、染織、木工品、竹製iPhone・
iPadケース紙工芸品などが並んで
いました。
これは紙製品の蝶ですが、iPhone
スタンドやカードスタンド、
ペンホルダーにもなります。
蝶の種類はいろいろありました。
(450元)

JRYEN
紙妍藝術設計工作室 林月花
MRT「西門」駅のそばにある
西門紅楼で週末に開かれている
創意市集。

友人の美可さんの店に来たお客さん
は、夢弦工房のカリンバを知って
いました。
そろそろ噂が広まってきたかな?
アミ族の血をひく李美可さんが、
マレーシアから来たお客さんの
注文で原住民デザインを実演
しています。

名前を鏡文字でデザイン化する
のが特技です。
美可さんの友人のバーラーさんの
イラスト。
布利克星球

バッグ、袋物、Tシャツなどを出展
してました。
絵にそれぞれストーリーがあって
素敵です。
創意市集が終わって、二人と一緒に
龍山寺の近くの「モンガ夜市」へ。

映画「モンガに散る」(2010)は、
このあたりで1980年代に縄張り
争いをしていた極道の話です。
さて、何を食べようか?
右が美可さん、左がバーラーさん。
花枝(イカ足)スープ、生姜味が効いて
います。

「油豆腐」まさに揚げ豆腐そのもの。
台湾語ではアブラゲと言います。

創意市集に居た時も何かと食べて
いたので、もうおなか一杯です。

この後、二人が娼婦街なども案内
してくれて、「ここは年増ばかりよ」
なんて言ってました。

映画の中でも、主人公が顔にあざが
ある若い娼婦とプラトニックに仲良く
なるシーンがありました。
11月19日(月)

ホテルのそばにある「台北ナビ」で
いくつか相談にのってもらい、出発。

蓬莱國小学校のフェンスにあった
アート。
「編織夢想-我的家」 Ray Chu
これは自転車に乗る人、足が.....
届かない.....
MRT「府中」駅からバスで三峡に
向かいます。
910番のバスです。

40分ぐらいで着きました(30元)。
三峡老街」で降りたけど、はて
どっち?

適当に橋を渡って、小腹がすいた
ので、道端の店でオーアーチェン
(牡蠣オムレツ)を食べたついでに
尋ねると、丁寧に教えてくれました。
「そこの中華路を右に2ブロック
行って、右に曲がり橋を渡るとあるよ」
みたいな感じでした。
長福橋を渡ると、名物「金牛角」の
老舗があったので、食べてみました。
見かけはクロワッサンですが、
米粉なのかモッチリして美味しかった
です。
すぐ左には「清水祖師廟」。
1769年創建、火災にあったが戦後に
再建。
台湾で最も美しいと言われる彫刻が
施されています。。
ここが民権老街の入り口です。

三峡は淡水河の上流で、水運の
集散地として栄えました。
製材、樟脳、茶の販売で潤っていた
時代の名残が感じられます。
日本統治時代のレンガ作りの建物が
並ぶ、美しい街並み。
アーケードも味があります。

土産物店と骨董品店が続いて
います。


この後、バスで鶯歌に向かいました。
10分ぐらいで20元。
鶯歌の「陶瓷博物館」。

鶯歌は台湾最大の陶磁器の街です。
ロッカーの扉も陶板です。
デザインもモダンで素敵です。
展示物の中には笛もありました。
手洗いにも陶板がうまく使われています。
鶯歌の案内図も陶板でした。
小学校の塀にも陶器がはめこまれています。
この先が鶯歌老街です。
ベンチも陶器。
道路にも陶板。
両側には陶磁器を扱う店が100軒ぐらい
並んでいます。
面白いコンビが観光客に愛嬌を
ふりまいています。
天女も曲弾きをするんですね。
敦煌の街中の交差点にも、こんな
ポーズの像がありますから、昔の
壁画の中にあるのかも。
オカリナの店がありました。
陶器の街なのに木製のオカリナを
買いました。 1200元はちょっと高めかな。
鉄道の鶯歌駅までブラブラと下ります。
ごく普通の街並みでした。
台北まで31元です。
台北駅では早くもクリスマスの
飾り付けがされていました。
11月20日(火)

台湾銀行で溜まっていた元を円に
両替。
紙幣の厚みが1/3になってしまい、
ちょっとがっくり。
TWINE Studioの二人と待ち合わ
せて、
信義公民会館のお洒落なベーグル
店で昼食。

左はすぐに出された「蕃茄湯(トマト
スープ)」。

「毎日一盤」(230元)、「四季果茶
(熱)」(160元)。
MRT「動物園」駅から猫空
(マオコン)を目指します。
見えてきたのは船のマストではなく、
ロープウェイです。

2007年開通。
「動物園」駅から「猫空」駅まで50元。

下のインフォメーションには日本語の
パンフレットもありました。
VinkaとLiz。

Vinkaは高い所がちょっと苦手。
床が透明なクリスタル・キャビンも
あるのですが、これは普通の床の
です。
途中に二つ駅があります。

全長は水平距離にして4033m。
高度差は275.2m。

けっこう山に沿って上ったり降りたり
します。
彼方に台北市街と台北101タワーが
見えます。
ロープウェイの車両がUターンして
帰って行きます。
猫空」駅は海抜299.3m。

風力発電の風車もグルグル回って
少し風が涼しいです。
猫空は鉄観音茶や包種茶の栽培地で、
4〜10月には茶葉料理も味わえます。

自然の中をあちこち歩き回って
いると、どこかで見たような切り揃え
られた感じの葉っぱが.....
そうです、バナナでした。

ここは樟山寺、とても眺めの良い
ところです。

祀られているのは千手観音?
20本ぐらいはありました。
樟山寺から、はるか台北市街を
眺めます。
中国語のパンフレットのほうが地図が
詳しかったのですが、それでも
道を間違えて急な階段を300mほど
上ったりしたので、眺めの良いカフェ
で休憩。

Liz「Nobo-san、いつも山歩きして
  るの? 全然疲れてないみたい。」
私「海抜1000mの所に住んでいる
  から、こんな空気の濃い所ならNo
   problem」
  
夕方になり帰路につくと、街にもだんだん
灯りがともってきました。

夜景を見ようと、この時間からでも
大勢のカップルが上っていきました。
MRT[東門」駅で降りて、刀削麺の
夕食後お店に戻り、二人に再会を
約束して感謝とともに別れを告げ
ました。
中山北路一段の、日本時代に
大正町と呼ばれた地区は、京都を
模して「條通り」に設計されました。

このカフェ「緑島小夜曲」は80年以上前の
木造家屋を改修した風情のある店です。
11月21日(水)

朝7:30発の便なので5時にホテルを
チェックアウトし、タクシーで松山空港へ。

空港ロビーでは、ロボットがBye-bye!
空港のギャラリーに面白い像が。

左は「守護者」Beverly Mayeri。
右は「驚奇」 Barbara Jackson。
空港の売店で見つけた絵葉書。
バイクの部分を切り取って
中にクッションを詰め、周りを
縫い合わせると、ちょっとした
アクセサリーになります。
今回も多くの人たち、アートと触れ合うことができました、ありがとうございます。


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