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旅歩記〜たびあるき Travels |
コンサートやクラフト市に参加するために、あちこちと国内を旅することがあります。
時には、観光がてら新たな音や楽器に出会いたくて、ふらりと外国へ〜。
2012年11月 台湾へ | 今回もカリンバ製作教室を開きました。 |
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11月15日(木) 今回も羽田からキティちゃんの エヴァー航空で出発です。 |
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台北に着いて、カリンバ・キットを 預けにTWINE Studioがある永康街に 向かいました。 先月、MRT「東門」駅が開通して、 人気の永康街に行くのにとても便利に なりました。 駅の壁画には太陽と門が表現されて います。 |
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TWINE Studioの二人(VinkaとLiz)が 書いた本が出版されました。 自然素材を生かした手作り雑貨の 素敵な本です。 |
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その後、MRT「中山」駅からホテルに 向かい、途中にあるお店「Boody]の ディスプレイが可愛くてパチリ。 |
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近くに現代アートの美術館があるので、 中山地下街にはあちこちにアートな コーナーがあります。 「Fantasy Cloud」 鄭雅云 |
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「中山」駅の周辺にはお洒落な店が たくさんあります。 雑貨の店「FAVVI」、左隣は女性向な 最新流行のセレクトショップにつながって います。 |
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11月16日(金) ホテルから歩いてMRT「善導寺」駅に 向かっていると、原住民パブがあり ました。 いつか入ってみたいと思います。 * 台湾では少数民族とは言わずに 原住民と言います。 |
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MRT「市政府」駅の北側にある「松山 文創園区」は日本統治時代の煙草 工場だったところです。 「原創基地節」が開催されていました。 |
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芸術系の学生の作品を展示販売して いました。 これはタイル・アート。 |
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蚊遣りのような風鈴(?) |
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箱箱箱... |
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水彩画「想要去的地方」陳韻茹 お気に入り! |
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「我喜歓穿的」荘于誼 実際にシューズの紐を結んである。 |
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「性感帯-5」劉?英 毛糸みたいなものを貼り付けて 描いてある。 |
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中庭には、昨年大ヒットした映画 「セデック・バレ」で使われた複葉機が 展示してありました。 |
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こちらの建物では「好家在台湾」という 台湾オリジナルを扱うショップの出店が 並んでいました。 |
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その店の一つ「阿之寶」手創館で 買った本 「漂流之島」は流木アートの本です。 この後、「誠品書店」への地下道を 歩き、iPadのSimカードにチャージして もらおうと思って、前回契約した店に 行ったら..... マッサージの店になっていました。 |
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誠品書店は必ず立ち寄る店で、 TWINE Studioの2号店もあります。 CDコーナーで見つけた、ミレイユ・ マチューの「ピアフを歌う」は、 先日フランスで再発売された、 1993年のエディット・ピアフ作品集 CDに3曲追加されたものです。 60〜70年代に「フレンチ・ポップスの 太陽」と呼ばれたMimiのCDは、 日本ではほとんど手に入らなくて、 見つけるとつい買ってしまいます。 |
次は当時NHKのフランス語講座で 流れてヒットした「砂の城」が入った CDが欲しいな。 |
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MRT「忠孝敦化」駅の周辺も面白い 店が多いのですが、「ずいぶん緑の 多い家だな」と思ったら、盆栽の店 でした。 |
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新光三越台北駅前店の後ろに、mobileshop 「遠傳館前門市」があり、やっと iPadのSimカードに5日分チャージして もらえました。 500元でした。 |
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安売りの「光南大批發」をぶらついて いたら、イヤーバンドが29元、 「100円しないなんて、買うしかない!」 |
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中山地下街の台北側に近い カバン屋「雅格」で、ワンショルダー・ バッグを買いました。 この店では前にも小さいバッグを 買っていて、デザインが気に入って ます。 |
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11月17日(土) 雨模様でしたが、クラフトの材料を 仕入れに華陰街へ。 この店は見ての通り、ビンや缶の 専門店。 万華鏡の材料を買いました。 |
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この店は手芸材料の店。 いつも大量に買うので、VIPカードを 作ってくれて、割引してくれます。 |
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ビーズや紐、金具などを買いました。 |
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迪化街は漢方薬、乾物、布などの 問屋が並んでいます。 左は霞海城隍廟で1859年創建。 縁結びのご利益があるそうです。 向こうの建物は永楽市場。 |
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永楽市場の横丁にあるリボンの店で チロリアンテープを買いました。 |
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漢方の店を何軒かまわって、GOP (五井野プロシジャー)をつくる霊芝や キノコを買いました。 |
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迪化街は日本統治時代に台湾の 主要な商業エリアとなり、通りには 美しいバロック建築の建物が並んで います。 この「民芸程(土偏)」はギャラリーと カフェとして再生活用されています。 |
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ホテルに買った荷物を置いて再び 外出。 MRTでは、たまにこうした楽しい車両に 出会えます。 |
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MRT「善導寺」と「忠孝新生」駅の 間にある「華山創意文化園」の ギャラリーで見かけた針金絵。 「尓(女偏)的」呉岳洋 |
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「屑」呉岳洋 |
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アニメっぽいのもありました。 |
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「延伸」陳凱智 蛙タワー? |
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文化園の中にある原住民アートの店 「AYOI」で泰雅族の口簧琴(口琴)を 見つけました。 写真ではアイヌのムックリのように紐で 弁をはじく方式のようですが、これは フィリピンのクビンのように端を手で はじく方式でした。 |
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MRT[松山空港」駅から15分ぐらいの 所に美味しいパイナップル・ケーキの 店があります。 「微熱山丘SunnyHills」です。 今まではあまり美味しいと思わない お菓子でしたが、前回、友人に もらって、とても美味しかったので お土産にするために買いにきました。 店に入ると必ずテーブルで試食させて くれます。 |
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10個入り350元のを買いました。 布袋に入っています。 |
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TWINE Studioはフェアトレードの お店で、この犬とネコは店の二人 (VinkaとLiz)がデザインし、ネパールで 作っているものです。 お買い上げ! 一匹390元。 暖めてから目の上に当てて使うと いいそうです。 |
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この後、店の二人と一緒に夕食。 「大陰酒食」は台湾一人観光局の 青木由香さんもオススメの店です。 ノスタルジックでいい雰囲気です。 2階は畳で宴会もできます。 |
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11月18日(日) 今日も雨模様ですが、MRT「中正 紀念堂」駅から10分ほどの「国立 歴史博物館」へ。 明と清の時代の扇の展示をして いました。 パンフレットも扇の形をしています。 館内のショップには、お気に入りの 画家、林智信さんの版画集も2種類 ありました。 |
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中正紀念堂のギャラリーでは「生活 美学研修班教師総展」をやって いました。 マンダラと思って近づいてみると..... 「宇宙人神、悲智合一」黄明櫻 |
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中正紀念堂の広場にある国家戯芸院 では「打開神奇戯箱」と題して オープン・ハウスを開催中でした。 劇中衣装を着た人は大人気で、 家族連れが次々に記念写真を 撮っていました。 |
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ホールへの階段にも人形が並んで いました。 |
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現代劇も上演することがあります。 たくさんの体験活動が用意されて いて、にぎわっていました。 |
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永康街のいつもの店で昼食。 観光客はあまり入らない小さな店 ですが、「鮮魚蛤蜊湯麺」(150元)が お気に入り。 |
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食後に「雲彩軒」でお土産を物色。 小銭入れ。 |
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これは横にティッシュペーパーが 入れられる小銭入れ。 |
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2時になりました。 永康街にあるフェアートレードの店 「繭裹子 TWINE Studio」で 「カリンバ製作体験教室#4」 今回は装飾に迪化街で買った チロリアンテープを使用。 |
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ピンを調律してネジをしっかり締め たら、ゆるみ止めを塗っておきます。 |
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全員無事に完成! もう曲を弾いている人もいました。 別の写真がブログ「好々爺日記」に 載せてあります。 |
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永康街の南にある潮州街126号に 台湾工芸の面白い店を発見! 「河邊生活」 陶器、染織、木工品、竹製iPhone・ iPadケース紙工芸品などが並んで いました。 |
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これは紙製品の蝶ですが、iPhone スタンドやカードスタンド、 ペンホルダーにもなります。 蝶の種類はいろいろありました。 (450元) JRYEN 紙妍藝術設計工作室 林月花 |
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MRT「西門」駅のそばにある 西門紅楼で週末に開かれている 創意市集。 友人の美可さんの店に来たお客さん は、夢弦工房のカリンバを知って いました。 そろそろ噂が広まってきたかな? |
アミ族の血をひく李美可さんが、 マレーシアから来たお客さんの 注文で原住民デザインを実演 しています。 名前を鏡文字でデザイン化する のが特技です。 |
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美可さんの友人のバーラーさんの イラスト。 布利克星球 バッグ、袋物、Tシャツなどを出展 してました。 絵にそれぞれストーリーがあって 素敵です。 |
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創意市集が終わって、二人と一緒に 龍山寺の近くの「モンガ夜市」へ。 |
映画「モンガに散る」(2010)は、 このあたりで1980年代に縄張り 争いをしていた極道の話です。 |
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さて、何を食べようか? 右が美可さん、左がバーラーさん。 |
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花枝(イカ足)スープ、生姜味が効いて います。 |
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「油豆腐」まさに揚げ豆腐そのもの。 台湾語ではアブラゲと言います。 創意市集に居た時も何かと食べて いたので、もうおなか一杯です。 この後、二人が娼婦街なども案内 してくれて、「ここは年増ばかりよ」 なんて言ってました。 映画の中でも、主人公が顔にあざが ある若い娼婦とプラトニックに仲良く なるシーンがありました。 |
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11月19日(月) ホテルのそばにある「台北ナビ」で いくつか相談にのってもらい、出発。 蓬莱國小学校のフェンスにあった アート。 「編織夢想-我的家」 Ray Chu |
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これは自転車に乗る人、足が..... 届かない..... |
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MRT「府中」駅からバスで三峡に 向かいます。 910番のバスです。 40分ぐらいで着きました(30元)。 |
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「三峡老街」で降りたけど、はて どっち? 適当に橋を渡って、小腹がすいた ので、道端の店でオーアーチェン (牡蠣オムレツ)を食べたついでに 尋ねると、丁寧に教えてくれました。 「そこの中華路を右に2ブロック 行って、右に曲がり橋を渡るとあるよ」 みたいな感じでした。 |
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長福橋を渡ると、名物「金牛角」の 老舗があったので、食べてみました。 見かけはクロワッサンですが、 米粉なのかモッチリして美味しかった です。 |
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すぐ左には「清水祖師廟」。 1769年創建、火災にあったが戦後に 再建。 台湾で最も美しいと言われる彫刻が 施されています。。 |
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ここが民権老街の入り口です。 三峡は淡水河の上流で、水運の 集散地として栄えました。 製材、樟脳、茶の販売で潤っていた 時代の名残が感じられます。 |
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日本統治時代のレンガ作りの建物が 並ぶ、美しい街並み。 |
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アーケードも味があります。 土産物店と骨董品店が続いて います。 この後、バスで鶯歌に向かいました。 10分ぐらいで20元。 |
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鶯歌の「陶瓷博物館」。 鶯歌は台湾最大の陶磁器の街です。 |
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ロッカーの扉も陶板です。 |
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デザインもモダンで素敵です。 |
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展示物の中には笛もありました。 |
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手洗いにも陶板がうまく使われています。 |
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鶯歌の案内図も陶板でした。 |
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小学校の塀にも陶器がはめこまれています。 |
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この先が鶯歌老街です。 |
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ベンチも陶器。 |
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道路にも陶板。 |
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両側には陶磁器を扱う店が100軒ぐらい 並んでいます。 |
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面白いコンビが観光客に愛嬌を ふりまいています。 |
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天女も曲弾きをするんですね。 敦煌の街中の交差点にも、こんな ポーズの像がありますから、昔の 壁画の中にあるのかも。 |
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オカリナの店がありました。 |
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陶器の街なのに木製のオカリナを 買いました。 1200元はちょっと高めかな。 |
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鉄道の鶯歌駅までブラブラと下ります。 ごく普通の街並みでした。 |
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台北まで31元です。 |
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台北駅では早くもクリスマスの 飾り付けがされていました。 |
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11月20日(火) 台湾銀行で溜まっていた元を円に 両替。 紙幣の厚みが1/3になってしまい、 ちょっとがっくり。 |
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TWINE Studioの二人と待ち合わ せて、 信義公民会館のお洒落なベーグル 店で昼食。 左はすぐに出された「蕃茄湯(トマト スープ)」。 「毎日一盤」(230元)、「四季果茶 (熱)」(160元)。 |
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MRT「動物園」駅から猫空 (マオコン)を目指します。 |
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見えてきたのは船のマストではなく、 ロープウェイです。 2007年開通。 |
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「動物園」駅から「猫空」駅まで50元。 下のインフォメーションには日本語の パンフレットもありました。 |
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VinkaとLiz。 Vinkaは高い所がちょっと苦手。 床が透明なクリスタル・キャビンも あるのですが、これは普通の床の です。 |
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途中に二つ駅があります。 全長は水平距離にして4033m。 高度差は275.2m。 けっこう山に沿って上ったり降りたり します。 |
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彼方に台北市街と台北101タワーが 見えます。 |
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ロープウェイの車両がUターンして 帰って行きます。 |
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「猫空」駅は海抜299.3m。 風力発電の風車もグルグル回って 少し風が涼しいです。 |
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猫空は鉄観音茶や包種茶の栽培地で、 4〜10月には茶葉料理も味わえます。 自然の中をあちこち歩き回って いると、どこかで見たような切り揃え られた感じの葉っぱが..... |
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そうです、バナナでした。 |
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ここは樟山寺、とても眺めの良い ところです。 祀られているのは千手観音? 20本ぐらいはありました。 |
樟山寺から、はるか台北市街を 眺めます。 |
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中国語のパンフレットのほうが地図が 詳しかったのですが、それでも 道を間違えて急な階段を300mほど 上ったりしたので、眺めの良いカフェ で休憩。 Liz「Nobo-san、いつも山歩きして るの? 全然疲れてないみたい。」 私「海抜1000mの所に住んでいる から、こんな空気の濃い所ならNo problem」 |
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夕方になり帰路につくと、街にもだんだん 灯りがともってきました。 夜景を見ようと、この時間からでも 大勢のカップルが上っていきました。 |
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MRT[東門」駅で降りて、刀削麺の 夕食後お店に戻り、二人に再会を 約束して感謝とともに別れを告げ ました。 |
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中山北路一段の、日本時代に 大正町と呼ばれた地区は、京都を 模して「條通り」に設計されました。 このカフェ「緑島小夜曲」は80年以上前の 木造家屋を改修した風情のある店です。 |
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11月21日(水) 朝7:30発の便なので5時にホテルを チェックアウトし、タクシーで松山空港へ。 空港ロビーでは、ロボットがBye-bye! |
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空港のギャラリーに面白い像が。 左は「守護者」Beverly Mayeri。 右は「驚奇」 Barbara Jackson。 |
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空港の売店で見つけた絵葉書。 バイクの部分を切り取って 中にクッションを詰め、周りを 縫い合わせると、ちょっとした アクセサリーになります。 |
今回も多くの人たち、アートと触れ合うことができました、ありがとうございます。 |
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