旅歩記〜たびあるき Travels

  コンサートやクラフト市に参加するために、あちこちと国内を旅することがあります。
  時には、観光がてら新たな音や楽器に出会いたくて、ふらりと外国へ〜。

2012/11月 台湾へ Taiwan2012 November
2012/6月 台湾へ Taiwan2012 June

2012/3月 台湾へ Taiwan2012 March

2011/11月 台湾へ Taiwan2011 November
2011/5月 台湾へ Taiwan2011 May

2011/3月 台湾へ Taiwan2011 March
2010/2月 台湾へ Taiwan2010
2009/6月 台湾へ Taiwan2009
2005/1月 上海へ Shanghai
2003/11月 トルコへ Turkie
2002/11月 麗江へ Li Jiang


2013年3月 台湾へ     (第5回カリンバ製作教室開催) 今回は台湾で頑張っている日本人との
出会いが...
3月21日(木)

今回はチャイナ・エアーで羽田から
朝7:20発。

機内で観た映画がとても良かったの
ですが、それについてはこのページの
最後で。
松山空港に10:15着。
MRT(地下鉄)の「東門」駅で下車。
昨年11月はまだ開通直後で雑然と
していた通りも、キレイになってました。

カリンバ製作教室を行なう店「繭裏子」に
製作キットを預けてから
ホテルへ。
いつも台湾情報でお世話になっている
台北ナビ」のナビプラザに行き、
現地情報を仕入れてから出発。


MRT[中山」駅周辺はお洒落な
店が多いのですが、「台湾好、店」に
置いてあったカードを頼りに、
アート・ギャラリーへ。

2階に看板が見えます。
Art Space「金魚空間」
この階段を上ったところに
あります。
1月にオープンしたばかりです。

https://ja-jp.facebook.com/Kingyokookan
オーナーは日本人の荒木政人さん。
大学(芸術系ではありません)の後輩に
あたる方でした。

いろいろと芸術談義をさせていただき、
ありがとうございました。

「日本插畫大師三人展(日本イラスト
レーター三人展)」を開催中でした。

これからも日本人の作品を紹介していく
ギャラリーとして、がんばってください。
日暮れになると看板がライトアップされます。
同じ路地で「金魚空間」の向かい側にある
爆炸毛頭與油炸朱利」は金工、
ジュエリーのお店です。
名前が面白いです。
カード・スタンドを買いました。
このイラスト通りのお二人でした。

「楽器奏者のシルエットでも作ってよ」と
勝手に(?)アドバイスしておきました。

次に来た時は何かできてるかな?
「當代藝術館」の前を通りがかると、
ライトアップされていました。
このライトはアート作品で、徐揚聰さんの
「意外的風景T MOCA廣場幻想曲」。
この建物は日本統治時代の建成小学校
でした。
終戦後は台北市政府として使用され、
2001年5月にこの當代藝術館になりました。
向こうに先ほどのハート・マークが見えます。
3月22日(金)

ホテルのすぐ近くにある「台湾省城隍廟
は地方神を祀った廟で、1882年に建てられ
たものの日本統治時代に壊され、1947年
に再建されました。
入って右側に、美人で評判の観音菩薩像
があります。
横顔もなかなか素敵です。
台北駅の近くでビルの谷間にありますが、
参拝者が絶えません。
ここは「二二八和平公園」。

日本統治時代の1899年に台湾初の洋風
公園として台北公園は、1996年に現在の
名に改名されました。

二二八事件のことは本で読んで知って
いるのですが、あんなことが再び起こら
ないことを願うばかりです。
二二八紀念館」は日本統治時代は
ラジオの放送局でしたが、二二八事件の
時に民衆代表の声を放送したため、
1997年に記念館として開館されました。

館内には事件発生の背景や経過を説明
した写真や資料が展示されています。

無料の日本語ガイドの器械もあり、また、
ボランティアの方が日本語で説明して
くれるので、内容がよく理解できます。
地下のギャラリーでは事件を体験した
一人の芸術家の写真と作品が展示され
ていました。

これは仏画「西方極楽世界」。
天女たちが音楽を奏でる平和な世界が
はやく来るといいですね。
2階から見下ろすと、玄関前に平和な
光景が。
展示の中で印象的なのはこの木彫像。

後ろにいる老婆と子供を守る妊婦の
毅然とした姿に心を打たれます。

1959年生まれの石振雄氏が祖母の話を
もとに当時の女性の強さを表した作品です。
永遠的ケ麗君特展

中正紀念堂で台湾出身の
テレサ・テンを偲ぶ展覧会が
開かれていました。

没後18年経った今も国民的スターなの
です。
ちょっとミーハーしてみました。

生きていれば同い年なんです。

有田芳生著「私の家は山の向こう〜テレサ・
テン十年目の真実」を読んでから、彼女の
歌を再認識しました。
立体ポストカードが 洒落てます。
この「香港」がリリースされた1989年は、
世界の民主化の流れが一気に進み
ましたが、中国では天安門事件が
起こり弾圧されてしまいます。

外省人の子どもであったテレサの、
民主化された中国でコンサートを開
くという夢は破れてしまいました。
この歌を歌う時はいつも悲しい思いが
つのるようです。
永康街で台湾料理といえば、こちらの
豊盛食堂」か「喫飯食堂」。
どちらも素材にこだわった台湾料理の
お店。
全体的に上品な味付けの「台湾料理」で、
牡蠣がおいしかった。
サービスで小皿をだしてくれたり、バナナを
どうぞ、とか、雰囲気も良く、日本語も少し
通じます。

ちょっとニンニクが効いていたので、この
あとしばらく人と話すときに気になったな。
MRT「松山機場」駅からブラブラ歩いて
富錦街に向かう途中にあった、絵に
描きたい長屋(?)ファサード風景。
このお店がお目当ての「Fujin Tree 355」。
小鳥が2羽とまった看板がおしゃれです。

オーナーは日本人女性です。

細かいことを日本語で話せるのが嬉しい。
「台湾ナビマガジン」に記事が載ってました。

https://ja-jp.facebook.com/FujinTree355
木製の時計も気(木)になったのですが
文字盤の3がはずれていたので、よく
見るとmade in China のようで.....う〜む。
メカが日本(台湾)製なら買ったけど.....


私の好きな色に惹きつけられて買った
のは銅をベースにした琺瑯のカップ。
ぐい飲みサイズです。

アメリカで技法を学んできた女性による
作品です。
誠品書店の4Fには繭裏子の支店も
ありますが、その隣の「白房子」という
お店で、以前にここで購入した陶器の
ライトを使ったXmasカードを、プレゼント。
時期ハズレだけど、とても喜んでくれ
ました。

一番左がその陶器です。
家は私の作品で、前の人形は友人の
イラストレーターの作品です。
私はこの色が好きなんです。
ここはMRT「市政府」駅のホームです。
MRTで「龍山寺」駅へ。

この時期「龍山寺」はランタンでライト・
アップされていました。

元宵節(旧暦1月15日)前後1ヶ月に渡って
「元宵花灯展」が開催されていたのです。
提灯や照明だけのライト・アップかなと
思っていたら、様々なライト・オブジェが。

「平安ランタン」
天女(人魚?)と龍かな?

「景観ランタン」
けっこうアニメチックで笑えるものも。
もちろん普通に参拝もしています。
1738年創建の台北最古の寺院ですが、
神仏混淆で観音菩薩、道教の媽祖、
関帝その他の文武の神様も祀られて
います。

別名「神様のデパート」(?)。
虎もサングラスをしています。
ご本尊「観世音菩薩像」

龍山寺の本家である、中国福建省
泉州の龍山寺より1738年に贈られた
観世音菩薩像。
第二次世界大戦中に米軍の砲撃に
よって正殿が破壊された中でも、この
観音像は全く無傷で静かに蓮の花の
上に坐られていたとか。
私の目標は「好々爺」になることです。
ニャンとも楽しいライト・アップでした。
3月23日(土)

MRT「板橋」駅から地上に出ると、
きれいな公園が整備されています。
横断歩道の向こうに、空に向かう
横断歩道が。
目的地は「板橋435藝文特区」です。
正面に見えてくるのが、古代ギリシャか
ローマ建築のような「中正堂」。
ここは子どもを連れてくると一日楽しめ
ます。
前庭には砂場があり、子どもたちが
はだしで遊んでいます。
ギャラリーでは名画のパロディ作品展を
やっていました。
これはフェルメールの「水差しを持つ女」
かな?
トナカイ(?)のオブジェの向こうには、
淡水河の生態に関する故事館があります。
中ではアヒルや鳥などの拓本も楽しめます。
この右手に壁画があります、の看板。
だまし絵のようでなかなかいいです。
「出入之間」という作品で、蘇志徹、
林麗華、李億勲さんたちの共作。
木立の向こうに遊具が見えます。
「玩具博物館」もあります。
入り口の前には、自由に使える遊具が
たくさんありました。
中ではいろいろとゲームを楽しむことが
できます。
玩具の歴史資料も展示されています。
中庭には、花壇に水をやる人魚の像が。
たくさんのハートに囲まれて
「ハイ、ポーズ」。
実際には歩いて行きましたが、
隣のMRT「府中」駅の近くにある、
板橋林家花園(林本源園邸)」。

前にも来た事がありますが、どこを
撮っても絵になる庭園です。
中で伝統工芸師の展示をしていました。
これは剪紙作品。
庭園の一角では面白い実演をしてました。

これは伝統的な布袋戲(台湾語でボテヒ、
北京語でブータイシー)をモダンにした
Pili人形劇のものです。
霹靂布袋戲(Pili人形劇)は非常に
人気が高く、愛好家団体や研究会があり、
ここはコスプレをやっていました。
男役はキリリとしたなかにユーモアもあり、
まさに宝塚の世界です。


ちなみに、宝塚歌劇団による初の台湾
公演が4月6日から始まり、満員御礼の
大成功で初日を終えたそうです。

14日までの公演は完売。
星組トップスター、柚希礼音は幕ごとに
中国語で挨拶、テレサ・テンの代表曲も
中国語で披露し、観客席からは「完璧」と
拍手。
その後もタカラジェンヌたちが大ヒット映画
『海角七号』の挿入歌などを次々中国語で
歌い上げたそうです。
台湾のSFX人形劇映画「聖石傳説」という
のも日本に紹介されましたが、霹靂布袋戲
(Pili人形劇)は若い人に人気のサブ
カルチャーです。

MRT「圓山」駅で降りて市立美術館の
隣にある「原民風味館」へ。

台湾原住民の特産品にふれることが
できます。
2階の喫茶コーナーで竹筒飯とカボチャの
スープで一休み。

この後、1階の特産品コーナーで台東の
「洛神花Rosell」茶を購入。
お店の人が「日本語ではなんと言うの?」と
尋ねるので「ハイビスカス・ティー」と伝え
ました。

観賞用のハイビスカスではなく、ローゼル
(Rosell/Hibiscus sabdariffa)と呼ばれる
「洛神花」のガクを乾燥させたものです。

前に台東に行った時に、咲いているところと
乾燥させているところを見たことがあります。
トルコで買ったバッグ 2階でも、1階のお店でも、私が提げていた
トルコのバッグの民族柄に、皆さんの注目が
集まりました。

こちらの原住民の柄に似ているのですが、
「面白い柄だ」と話題になりました。
これは2011年5月の時の写真
NRT「善導寺」駅と「忠孝新生」駅の間に
ある前にも訪れた斎東街日本家屋は、
台北琴道館」の公開期間中で、古琴の
展示と実演をやっていました。

http://www.cqa.com.tw/Index.asp?ID=26&ID2=1
https://www.facebook.com/ChineseGuqin/info
古琴の製作過程の展示です。
歴史や細かい部品の展示もありました。
先生が一曲聞かせてくれました。

古琴は琴柱やフレットが無く、弦を指で
おさえて音程を決める奏法です。
右手は自分の爪を使い、音量はありま
せんが、音を滑らせるグリッサンドに
独特な味があります。
七弦の調律は裏にあるこのペグを回して
張力を変えることで行ないます。
夜のコンサートのリハーサルをするところ
だったようですが、快く招いていただいた
ので演奏を撮らせていただきました。
「美華」と言う曲で、3種類の旋律モチーフ
が展開する優美な曲想です。
古琴で思い出すのは、映画「レッド・クリフ
U」で諸葛孔明(金城武)と周瑜(トニー・
レオン)が、古箏で即興演奏しあい、
お互いの心中を推し測るシーンです。
斎東街から少し北に歩くと、華山1914創意
文化園区
があります。

日本統治時代の酒工場の跡地がアート・
スペースに再開発されました。
週末ともなると様々なパフォーマンスが
行なわれています。

ウクレレの弾き語りです。
アコーディオンの楽しげな音楽が聞こえて
きます。
手風琴旅人Lukas君はヨーロッパで修業し
故郷に帰ってきました。
こちらの一画ではヴァイオリンの演奏に
合わせて、タップダンスをしていました。
ピエロ姿の手品師たちが観客を巻き込んで
楽しいパフォーマンスを披露しています。
建物の中にはアートな製品を扱うショップも
あります。

滾雪球設計興業社の金属製のキャンドル・
ホルダー「守護天使」。


模様が刻まれた一枚の金属板として販売
されていて、買った人が組み立てるように
なっています。
こちらは組み立てる楽しみを後に残して
おきたいと思っている「Albatross Fighter
1914」。
このあとMRT「忠孝新生」駅で青木由香
さん(台湾一人観光局)のご主人に偶然
出会えてびっくり!

由香さんは今TVの仕事でとても忙しい
そうです。
放映されるのが楽しみです。
MRT「忠孝敦化」駅の周辺は台北の銀座と
呼ばれる頂好というエリアで、裏通りには
個性的なショップがたくさんあります。

ふと見ると、欲しかった色、サイズのバッグ
があったので購入。
タグに90%OFFと書いてありますが実は
ジョークで、下にWe lie therefore we are
と書いてあります。

Angelia & Petsという台湾ブランド。
http://youtu.be/R00KNfv88MA MRT「西門」駅の周辺は台北の原宿とも
言える若者の街です。

西門紅楼の前で週末に開かれる創意
市集
で出展している友人の美可さんと
再会。


西門街の中華路側でジャグリングを
していた女性は、印象通り日本人でした。
TOKIさんは世界放浪中にジャグラーに
出会い、習いはじめたそうです。

これは水晶球ですが、その前は下に
置いてある剣のようなもので踊ってました。
3月24日(日)

初日の夜にライトアップされていた
「當代藝術館」。

玄関の正面には機械仕掛けの風車が
回っていました。

今回の展示のメインテーマは「因脳
維新族The Innovationists」。
「新媒体芸術的華麗旅程」という副題です。
「Eeyee」蕭子文

後ろは「Touchy」という作品。
どちらもこのメガネを通してアイコンタクト
ならぬ、人と人との距離を縮めようという
コンセプト。
こちらがそのパフォーマンスの写真集。

たしかに覗いてみたくなる、ちょっと大げさな
所がこのメガネのポイントですね。

メガネをかけるほうも、仮面をつけるのと
同じように、羞恥心が無くなるし。
廊下には「脊系列」という作品。
ゆらゆら空気の動きを感じさせます。
「我們不可能永遠游泳」

歯車のようなところは文字が刻まれてます。
一番のお気に入りは桑久保亮太さんの
「點・線・ 面・十番目之感傷 The Tenth Sentiment 」(2010)です。

暗闇の中をLED 燈を載せた模型列車が、
日常用品で作られた都会の街角を通り
抜けながら、光と影の詩的なシンフォニー
を奏でます。

行きと帰りでは、列車のスピードが変わり
ます。
早い方は都会の活力を、遅い方は都会の
ロマンを感じさせます。
2階では「Telofossils末世化石・未来考古」
という展示内容で、これは電源コードを
エンボッシングした作品。
隣の部屋には写真コンテストの入賞作が
展示してあり、この作品が笑わせてくれ
ました。
1階には工作室があり、廊下に先生や
生徒の作品が展示されています。

これは写真や版画。
フェルトや染色の作品。

やはり現代アートは面白いです。
今回もいろいろと楽しませてもらいました。
八重桜かな? この前ではお母さんが
娘さんを立たせて写真を撮っていました。
さて、午後になったので永康街へ向かい
ます。

柳原良平のアンクルトリスみたいな壁画
です。
2時になりました。
繭裏子で「第5回カリンバ製作教室」の
始まりです。
装飾には迪化街で買ったチロリアン・
テープを貼り付けます。
鍵盤用のピンを並べたらネジを締める。
ネジ締めは二人で協力して行なうと楽です。
最後はBuzz音を出すために、銅線に
ビーズを通して楽器に取り付けます。

ちいさな女の子も頑張ってます。
出来上がりました。

先に出来て帰ってしまった人もいるので
6人だけで「ハイ、ポーズ」。
バスで台北世界貿易中心まで行き、
信義公民会館のSimple market

楽しんだあと、MRTで再び西門町へ。

誠品116の右の漢中街の路上にいつも
いる針金アートのお店。
街頭芸人「Us 工坊」さん。

シルバーとカラーを組み合わせて
いろいろな作品を作っています。

名前も作ってくれます。 もちろん漢字
でもOK!
隣にも違う趣の針金アートの展示。
その隣には似顔絵を描くお店。

この子は描いてもらったことを誰かに
連絡中。


西門町は夜遅くまで若者たちで賑わって
います。
3月25日(月)

MRT「科技大樓」駅から徒歩15分で
龍門國民中學校内にある「龍安坡黄宅
濂讓居
」に到着。

今からおよそ260年前、清朝時代の1750年
に福建省から台湾へ渡ってきた黄一族が
築き上げた財産の一部。

紅いレンガと青い棟部分の伝統細工が
美しい三合院の建物です。
龍門國中は2004年創立の比較的新しい
中学校ですが、この黄宅濂讓居の外観を
損ねないよう配慮してデザインされています。


一般の地主農家として残っている珍しい
文化遺産です。
台湾大学の横をぶらぶら歩いて、MRT
「公館」駅そばのお店「台湾(ひとやね
の下に下の字)店
」へ。

ここには民族文化に関する書籍や商品が
たくさんあります。

今回はDVDを購入。

このDVDは、自然をテーマにした物語で、
村を通る道路計画を妨げようとする
パイワン族の狩人の話。
こちらは蛇族と原住民との間の悲劇的
故事をテーマにしたバレー作品のDVD。
MRT「台北」駅に戻り、迎えてくれたのは
萌え〜な(?)地下街の壁画。
この近くには「メイド喫茶」もあります。
近くには風船だけでできたオブジェも
あります。
地上に出て、延平北路一段にある「小熊
媽媽DIY
」でビーズなどを購入。
お店のVIPカードがあるので少し割引して
くれます。
迪化街永楽市場横でちょっと休憩。
「紅豆綜合圓」
小豆、かぼちゃ、白玉などが入った
お汁粉です。
近くのいつものお店でチロリアン・テープも
購入。
小藝呈(土偏)」はカフェやショップが
集まるアート・ヤード。
後ろのお店は「印花楽芸術設計工作室」。

右側の「1920s」という個性派書店で
絵葉書を4枚買いました。
テレサ・テン(16歳)のレコードジャケット...
の絵葉書。

14歳の時には台湾のレコード会社と
契約し、プロ歌手としてのキャリアを
スタートさせているんです。

日本統治時代の烏龍茶と紅茶の宣伝
写真、の絵葉書。
吉田初三郎による「礁渓温泉楽園交通
鳥瞰図」(1935年)

中央の彼方に富士山が.....東京、大阪、
門司、さらには朝鮮の文字まで書いて
あります。
楽器が描かれていると、つい買って
しまいます。
ここは「意思意思 Nostalgic Future
@ 1414
」。
アンティークとハンドメイドのお店です。

お店の女の子は私のカリンバ演奏を
どこかで実際に見たことがあると話して
くれました。
こうして少しづつ広まってくると嬉しいな。

ここでも絵葉書を買いました。
イラストとデザインのスタジオ「Atelier
Hanu」の作品。
なかなかお洒落な作風です。
永楽市場から北の方を眺めると、この
シートに描かれているそのままの風景が
向こう側にあります。
すぐ右側に「霞海城隍廟」。

1821年に金を塗った仏像「霞海城隍」が
奉納され、1971年には高さ43cmの
月下老人が奉納されました。
月下老人は左手に婚姻簿を持っている
とされ、未婚の男女には赤い糸を授け、
よき伴侶が得られるように手助けして
くれるそうです。
特製の平安茶は、お供えセットに入って
いる喜糖(砂糖)とお供えされている
ナツメとクコを使って作っているそうです。
このあたりは、300年ほど前、福建省から
台湾に渡ってきた人たちが一番はじめに
住み始めたところと言われていて、建物も
昔の台湾、昔の日本を思い出させるレトロな
ものばかり。
そして、廟のまわりは漢方や乾物のお店が
ずらっと並んでいます。
「民藝呈(土偏)」は日本の陶器も扱う
おしゃれなショップで、中庭の奥には
カフェ・バーがあります。
2回にはギャラリーとカフェがあります。
ギャラリーで展示されていた周さんの
絵葉書を買いました。
台北もネコ度が高い街です。
毛並みも愛想も良いのでパチリ。
MRT「雙連」駅のそばにあるフランス
菓子の可愛いお店です。
Un Petit Cadeau 小禮物法式點心坊
ブリュレをいただきました。
オーダーを受けてからブラウンシュガーを
載せてバーナーで焼いてくれます。
「ヘンハオチー!」

3人も入れば一杯の店内の片隅ですが、
スツールに座って無料のお茶もいただき
ました。
レトロなショーケースには15種類ほどの
ケーキが並んでいます。
どれも美味しそう、こちらに住んでいれば
日替わりで楽しめるな。
お店のイメージ・キャラクターが可愛いです。
「雙連」駅の東側にある「廣方圓茗茶」は
歴史あるお茶屋さんですが、パイナップル・
ケーキも有名です。

台北ナビの食べ比べで1位だったので
買ってみました。


私の好みは前回買った「微熱山丘」の方
かな、2位だったけど。
ホテルにいったん戻り、荷物を置いてから
再び外出。

中華工芸館」でお土産を買い、
誠品書店へ。
前に目をつけていたTOP GUNを購入。

(空港の手荷物検査でひっかからないかと
思ったけど、何事も無く通過しました。
木製だもんね。)
誠品書店の地下で今回の旅行最後の
食事をとりました。
明徳素食園というベジタリアンの店です。
5泊したこの城美大飯店は今までで一番
安くて小さい部屋でしたが、朝食付きですし、
便利な場所で、何の問題もありません
でした。

土曜日の夜だけ蚊がいたけど。
ホテルのTVではいつも「原住民電視台」に
チャンネルを合わせているのですが、偶然
前に台東でライブを聴いた阿努Anuの姿を
発見。
Ka Silaw樂団」のバックでジャンベを叩いて
いるではありませんか。
バックのギターもあのライブのときの人です。

曲の「私情涙」は阿美族の言葉で歌われて
いますが、解説者も話していたように、日本
統治時代の影響か、歌謡曲っぽいところが
私たちには親しみやすいです。
3月26日(火)

松山空港9:00発で帰国します。

空港のギャラリーを眺めます。
いつも国立歴史博物館の収蔵品が品を
替え展示されています。



「富貴長春圓」
 剪紙の作品です。
「麻姑上壽」王克武
 剪紙の作品です。
「討海人」陳正雄
 木彫作品です。
行きの機中でも観たのですが、物語が
良さそうなのにイマイチつかめないので、
帰りも観てしまいました。
女朋友。男朋友

桂綸?(金偏に美)グイ・ルンメイは
言えない秘密」の時から好きな女優さん
ですが、共演者の張孝全ジョセフ・チャンが
とても良かった。
もう一人の鳳小岳リディアン・ボーンと共に
青春映画(?)の常連です。


ほろ苦くも暖かい印象を残す映画です。
12:40羽田着。

甲府盆地の「勝沼ぶどう郷駅」のさくら並木。

亜熱帯の暖かい色彩の世界から、温帯の
淡い色彩の世界に戻ってきました。


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